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かかし作り

バケツ稲作りに挑戦しているくじらチーム。順調に育ってきています。稲の花が咲き、実ってきています。

そんな中、絵本を見ていた子が「鳥が稲を食べにくる」と知り、みんなに教えてくれました。そこで、くじらチーム、みんなで会議をしました。テーマは稲を鳥に食べられないようにするためにはどうするといいか…。話し合った結果、「かかしを作ろう!」ということになり、さっそく作り始めました。
子どもたちのかかしのイメージは…、「おじいさんみたいな男の人」「人形みたいやけど、バレたらあかんのやで」「1本脚で立ってる」などでした。


友だちと協力しながら作り始め、「手袋もつけたい!」とゴム手袋を使い、指1本1本にも紙をつめて立体にします。顔は、ナイロン袋を使って作りました。
服は、「おじいさんみたいに」シマシマの模様を描き入れ色を塗りました。シマシマのつもりだったのに、色を塗り始めた子がいました。それを見たAちゃんが「なんでぬるん!?」「ぐちゃぐちゃになるやん!」と言いだしました。そのままトラブルに発展するかな、と思っていましたが、Bちゃんが「色を塗ろうとしたんじゃない」、続いてCちゃんも「白いのが見えるから色ぬってくれたんやで」と言いました。「なんでぬるん?」と少し怒り気味な様子のAちゃんも「あ、そうか。じゃあ、色ぬっちゃおう」とみんなで一緒に色塗りに発展。トラブルにはなりませんでした。自分の思いを通そうとするとトラブルになりますが、お友だちの言葉や周りの様子から気づき、気持ちも切り替えてその後の活動も楽しく取り組めました。


みんなで協力するということは、言葉でいうよりも難しいことです。「かかしを作る」という同じ目標はあっても完成した時のイメージややり方にはそれぞれの思いの違いはあります。そこをどのように合わせていくか難しいところです。
自分の思いも伝えながら、相手の思いも聞いて受け入れていく…。そして、完成させました。
大人は少しの言葉かけで、あとは子どもたちに任せ見守っていました。少々揉めたりしながらも、大切な稲を守るために、一生懸命に考え完成させたくじらチームの子どもたち。
出来上がったかかしを見て、とても嬉しそうでした。

子どもたちに任せると、子どもたちのアイデアや意見が出てきます。子どもたちの発想は、大人にはないものも多く、楽しいです。
